経済の仕組みを90分で体験するキャッシュフローゲーム会

お金を求めるとお金を失う?

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東南アジアを中心に活動しているある事業家の方とお会いする機会があり、
今後のためになる多くの話を聞けたのですが、
その方が放った「ある一つの言葉」が頭から離れない時期がありました。

その言葉とは
「お金を追うと、お金に裏切られるぞ」
というものです。

この言葉の意味こそ、日本人の多くがお金の話をタブー視する
原因の一つになっているような気がします。

お金を追うと目的を見失う

お金はあくまで手段です。

自分の望んでいるものと交換できるから価値があるのであって、
無人島で億万長者になっても何の価値もありません。

しかし、お金は様々な種類のものと交換できるために、
ほとんどの人は、目的が無くてもお金に価値を感じます。
するとあら不思議、お金が目的になってしまいます。

だからこそ、しっかりと自分の目的・ゴールを意識し、
常に目的が何だったかを振り返り続けることが重要になってきます。

ちなみに、「お金」を目的にする事と「稼ぐこと」を目的にすることは
まったく別の意味です。
ソフトバンクの孫さんなどの大事業家の動きを考えてみると
その違いが見えてきます。

お金を追うと目先のお金を追ってしまう

目的を失わなければ大丈夫かというと、
まだまだお金の罠は仕組まれています。
隙を見せない二段構えです。

どうしてもお金を求めると、未来のお金より目の前のお金を求めてしまいます。

確実性を求めることは悪いことではないですが、
お金の質を意識していないと、頑張っているにも関わらず、
どんどん未来のお金を失っていくことになります。

Bクワドラントを目指してSクワドラントにはまるようなものです。

こんな言い方をすると

金持ち父さん万歳!
貧乏父さん最悪!

と言っているように聞こえるかも知れませんが、
ゲーム勉強会でも説明しているとおり、
どのクワドラントにも良いところがあります。

Eクワドラントも悪くない、素晴らしいです。
会社というシステムはこれほどの人間を飢えずに
生活させているのですから偉大なものです。

問題は、お金の質は一つではなく、異なる複数の種類があることを認識しているかどうかです。

サラリーマンは必ず定年という形でクビになります。
国には十分な年金を払う財源はありません。
昔と違って65歳からの生き方を事前に準備する必要があるわけです。

つまり、しっかりと準備をしているサラリーマンは
クワドラントの考えを別にしてもお金には困らないわけです。

要は、人生の最後までの時間を考えた上で、
人生のベストパフォーマンスを発揮するために、
どんな質のお金を望むかが問題なわけです。

お金に踊らされないためにキャッシュフロークワドラントを身につける

「お金を追わないと生きていけない。」
多くの人にとってはこの言葉は真実かもしれません。

「世の中はお金じゃないよ!」と叫ぶ人ほど、
お金に束縛された世の中で暮らしています。

お金に踊らされないためのポイントは

(1)何のためにお金を求めるのかを明確にする
(2)お金の質(キャッシュフロークワドラント)を身につける

この2つが揃うことで無駄な遠回りをする必要がなくなります。

この2つが無い状態でお金を追うどうなるか。
現実の事例はあなたの周りにもありそうですから、
キャッシュフロー勉強会でのゲームでの事例を紹介します。

ゲーム参加者である20台半ばの女性が
たまたま株のカードをうまく使い、一気に70.000ドル(7百万円)ほど稼ぎました。

すると、彼女はとたんに投資などの行動を控えるようになりました。
さらに、他のプレイヤーの子供が生まれたときには、
なぜかご祝儀を今までの10倍の額で払うようになり、
すごく良いことをしたと満足げな様子でした。

ゲーム終盤、人生の残りが少なくなってくると、
たまたま引いたカード、10エーカーの広大な土地や
中規模のビジネスを「時間がないから」という理由で買い始めました。

ゲーム終了時には手元にお金は無く、わずかなキャッシュフローがあるのみ。

ゲームで事前に体験できたからこそ笑い話で済みますが、
もし現実だったらと思うと背筋がゾッとします。

勉強会の場が、長期的なお金との
つきあい方を見つめ直すキッカケになれば幸いです。

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